span style="font-size:130%;">2011/7/9(土)15:00~ 
ミニ学習会
東日本大震災と自衛隊
「自衛隊を災害救助隊へ その道筋を考える」

報告 新倉裕史さん(非核市民宣言運動・ヨコスカ)
主催 非核市民宣言運動・ヨコスカ

 自衛隊は3月31日までに、19,247人の人命救助、6,600人の遺体収容、136万食の給食支援、13,760トンの給水支援等を行なっています(「MAMOR」6月号)。3月30日時点の救出者総数は26,760人。その73%は自衛隊による救出です(「アエラ」4月4日)。自衛隊による生存救出が165人だった「阪神・淡路大震災」と比べても、救援活動全体の中で果たしている役割は圧倒的だと言わざるを得ません。

 「市民宣言」では、今こそ自衛隊を災害救助隊へという議論を重ねています。そう言うしかないという言い方ではなくて、むしろこの事態を転機に、自衛官の圧倒的な経験に沿って、自衛隊は何のために存在するのかということを、一から問い直すことが必要じゃないかという議論です。

 地震はこれからも繰り返します。そうした場所に我々は暮らしています。とすれば、国家レベルで災害救助組織はどうしても必要になります。一方、軍事的な驚異ははたして現実的なものなのかという問いもある。国家レベルの救援組織を考えたとき、自衛隊が一番近い所にいることは間違いありません。そこに、自衛官の気持ちにそった筋道で、救助隊へシフトするという道が見えてこないでしょうか。

 強固な認知を得た自衛隊を、闘う軍隊に脱皮させないために、あなたもぜひ、議論に加わってください。








http://www.ustream.tv/channel/kichiarutv




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